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Doctor & DH Interview001

歯科衛生士の説得力が増し、患者さんの「治療への意識」が高まりました。

  • 森下ベリタス歯科 生川 寛之先生
  • 歯科衛生士 松橋 絢子さん

森下ベリタス歯科 生川 寛之先生

2013年1月に開院した森下ベリタス歯科。
10倍のサージテルを使う院長の生川先生は、歯科衛生士全員にサージテルを導入。
それにより、「思っていた結果」と「思っていた以上の結果」が出たと言います。
3年で医院がどのように発展してきたのか、お話を聞きました。

「誠心誠意、患者さんと向き合う」をスタッフと共有しています

開業して3年になります。スタートしたときはユニット2台、僕とアシスタント1人だけで、歯科衛生士さんも常勤ではいませんでした。“自分が考えていることを、自分一人ででもなんとかやっていこう”という思いでしたね。そんななか、以前の勤務先の歯科衛生士たちが自分の休みの日などにスポットで来てくれました。1年目は彼女たち3~4人でなんとか乗り切れた、というところです。そして、手伝いに来てくれていた一人、今主任歯科衛生士をお願いしている松橋絢子さんが「ここで働きたい」と言ってくれて、2年目から加わってくれました。
その後、この先どうなるのかわからないという不安もありながら、患者さんの来院数は確実に増えていきました。次回もリコールも、治療もメインテナンスも、患者さんはきちんと継続して来てくれたんです。うれしかったですね。「自分と自分の医院が患者さんに認められる」という手応えは、勤務医のときには経験成し得なかったことですから。
今はユニット3台、患者さんは1日に30~40人来てくれるようになっています。3年でここまで来られたのは、やはり開業当初からのアシスタントと松橋さん、そしてその後に来てくれた3人の歯科衛生士たちの力が大きいです。この仲間たちが増えるのに比例して患者さんが増えました。
彼女たちは、歯科医療に対する価値観が僕と似ていたり、同じと言っていい人たちです。「患者さんのために何ができるか」「患者さんにどれだけ寄り添えるか」という気持ちを僕と共有できているんです。医院の名前とした「ベリタス(誠)」のとおり、誠心誠意、患者さんと向き合えるかどうか。やはり、僕が“この人なら”と思える人たちがスタッフとして残ってくれています。

森下ベリタス歯科の医療の価値が、患者さんに伝わった

僕は、診療するにあたっては全員がサージテルを着けてほしいという希望を持っていました。というのは、以前スタッフに対して、「なんで普通に見えないの?」と思ったことがあったんです。当たり前ですよね、僕だけが高倍率を使っていたんですから。このままでは同じ言語で話ができない。同じ土俵に上げなければ評価もできない。その人ができるパフォーマンスを出し切ってあげることもできない。ですから、「院長だけが見えている」という問題は早期に解決しました。
今は、医院にはスタッフと同数のサージテルがあるべきと思います。人のものだと気を使いますし、共用だと使うことを人に譲ったりします。でも、“マイ・サージテル”なら常に思いきり使えますよね。
歯科衛生士全員にサージテルを導入した結果は、思っていたとおりです。僕にとって最大の武器であるサージテルは、彼女たちにとっても大きな武器になっています。自信を持って診療でき、話ができます。そして、全員が使っていることで患者さんに対して説得力が出ます。リコールにつながっているし、自費の治療がすごく増えています。自費のコンサルを特別しなくても、患者さんのほうから「こういうのでお願いします」という場合が多くなっているんです。
まずは、僕の医療観をスタッフ全員が共有してくれた。そして全員がサージテルを使うことで、森下ベリタス歯科の医療の価値が患者さんに伝わった。その結果、意識が高い患者さんが増えています。実は、5年後くらいにと考えていた数値目標も3年でクリアできているんです。これは思っていた以上の結果ですね。

森下ベリタス歯科で主任歯科衛生士を務める松橋さん。
大切にしているのは、患者さんとのコミュニケーションです。
「患者さんの利益になるから」と、自然体で8倍のサージテルを使いこなしています。

私は今までどこを見ていたのだろう……

拡大鏡デビューは、以前、生川先生と一緒に勤務していたときです。2倍でしたが、やっぱり裸眼では見えない所が見えました。その後3倍も使いましたが、2倍とそれほど大きな差はないかなという感じでした。
今は8倍のサージテルを使っています。この8倍という倍率は“衝撃”でしたね。歯面の粗造さにショックを受けました。私は今までどこを見ていたのだろう、患者さんに申し訳ないことをしていたのでは、と思いました。
もちろん染め出しもしますが、8倍でざらつきやプラークの厚みがよりわかるようになりました。ない所はスケーリングする必要はないし、ついている所はしっかりやらなくてはいけません。この判別がつきやすくなって時間を短縮できました。私はコミュニケーションを大事にしているので、患者さんとお話しする時間を増やせたのが良かったですね。
そのほか、たとえばSRPではなるべく周囲の組織を傷つけないように。当たり前のことではあるんですが、こういった基本的な所をレベルアップできるのも高倍率のおかげだと思っています。

8倍のサージテルで、できることがまた増えました

もともと私が歯科衛生士として思っていたのは、「患者さんの口腔内を守りたい」「良い状態を維持していくお手伝いをしたい」ということ。8倍のサージテルを使うメリットは、それらがよりできるようになるということだと思います。見えるからこそ、処置ができるし、患者さんにお伝えすることができるんですよね。
もちろん、まだまだ勉強しなくてはいけないことはたくさんあります。生川先生が常に勉強されているので、私もやらなければついて行けません。口腔内に関する情報は日々増えたり変わるものですから、患者さんをリードしていくためにも、勉強会への参加や本など色々な所から学ぶようにしています。勉強を続けて、患者さんに「あなたに出会って良かった」と思ってもらえるような歯科衛生士になりたいですね。
今、メインテナンスに通ってくださる方は、皆さん1カ月とか、空けても4カ月に1回は必ず来てくださいます。「またお葉書出してね」「待っているわね」と言っていただけるので、本当にありがたいです。
私は臨床歴15年ほどになりますが、8倍のサージテルを使うことで、またできることと考えることが増えました。それらを森下ベリタス歯科に来てくれる患者さんに役立てて、口腔内の良い状態を維持したり、さらに良い状態にしていきたい。そしてできる限り長く、患者さんを診させていただきたいと思っています。

森下ベリタス歯科 東京都江東区森下2-1-2 Web Site
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