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Doctor & DH Interview001

歯科衛生士に「同じ倍率で見てほしい」と伝えたことで、診療のシステムが確率しました

  • ななえ・椛沢歯科医院 田中奈々江 先生
  • 歯科衛生士 荒川加奈子 さん・細川陽子 さん

そう語るのは、ななえ・椛沢歯科医院の田中奈々江院長。今あらわれている症状を治すだけでなく、患者さんの歯を生涯残すことを最優先に診療を行なっています。その実現のために力を入れているのが、歯科衛生士との「協力体制」です。

ななえ・椛沢歯科医院では「歯を残す」をコンセプトに掲げています。これにはどんな理由があるのですか?

数年前に他院で補綴治療を受けた患者さんがよく来院されるのですが、多くの方が炎症を起こしています。せっかく高いお金を出して見た目をキレイにしたのに、肝心な中はドロドロ。歯根破折を起こし抜歯するしかないというケースもあって、患者さんのショックは本当に大きいんです。「歯を失くしたくない、なんとかしてください!」と言われるたび、歯科医師の切削介入は極力すべきではないと痛感します。
だから私が貫いているのは、削るのは最小限にして、しっかり根治をするというミニマムな治療。そして、メインテナンスできちんと維持していくことです。

医院の方針を理解してもらうために、スタッフへどのように伝えているのですか?

「歯科衛生士と私は対等の立場だ」と話しています。予防や歯周病は歯科衛生士の専門で、歯科医師一人ですべてができるわけではありませんから。もちろん最終的には院長に責任がありますが、スタッフ教育もスタッフとのディスカッションも大切。「歯科医院はピラミッド型だ」と言う歯科医師もいますが、それではうまくいかないと考えています。治療が終了するまでと、そこから始まるメインテナンス。患者さんにとってベストな道は、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士それぞれの分野のプロが協力してこそ歩めます。
だから、同じ視野で見ることが必要なんです。私が「これ見える?」と聞いたときに歯科衛生士が見えなければ、話し合いがそこで終わってしまいますよね。同じものを見て初めて、頭の中でも共通の言語で話すことができます。私は6倍のサージテルを使っていますが、歯科衛生士にも「同じ6倍のサージテルを使ってください」と話していますよ。彼女たちもそれを受け入れてくれています。

歯科衛生士がサージテルを使うことで、どんな変化が起きましたか?

明らかに仕事へのモチベーションが上がりましたね。知らない世界を知ったという驚きとワクワクが大きいんだと思います。くわえて、「ドクターが言っていたのはこういうことか!」という“理解できた喜び”ですね。
もちろん、結果にもあらわれています。定期的に担当患者さんの治療経過についてプレゼン発表を院内でしているのですが、その成果には目を見張ります。「この人の歯肉こんなによくなったの? すごいね!」と感心することもよくありますね。歯科医師の指導のもと、患者さんとの信頼関係を自ら築き、初期治療に携わることができたという成功体験。これを積み重ねることで本人の自信につながりますし、私も安心して任せられるようになります。
自分の診療に集中できるのは、信頼して任せられるスタッフがいるからこそ。サージテルを医院全体で使うようになって、良い流れになってきました。これからもチーム全体で診るという姿勢を大切にしていきたいですね。

サージテルを使い始めて6ヶ月の荒川加奈子さんと、1年が経つ細川陽子さん。
それぞれが今感じていることを語っていただきました。

歯科衛生士 荒川加奈子 さん

「ぺリオをやりたい!」。学生の頃、そう思っていたんです。歯科衛生士が活躍できる分野だから、自分の力で患者さんを健康にできると考えていました。でも、いざ働き始めてみると経験不足もあって一人前として扱ってもらえず、結局夢半ばにその想いもあきらめてしまいました。結婚・出産を終えて復帰するときに気持ちが再燃。「もう一度挑戦しよう!」と決意し、ななえ・椛沢歯科医院に勤め始めました。
初めて6倍で見たときの感想は、「目の前の映像が飛び込んでくる!」でした。もう二度と裸眼には戻れないと思いましたね。「あなたはどう思う?」と、先生に意見を求められることも増え、プロとして認めてもらえているのだと実感できます。何よりうれしいのは、自信を持って患者さんに向き合えるようになったこと。裸眼のときには、「歯石がありそう」や「たぶんこの角度」といった、あいまいな部分がありました。クリアに見えることで、「今どうなっていて、この先どうすればいいのか?」を、患者さんにお伝えすることができるようになったんです。これからもっと知識もつけて、目から入ってくる情報をしっかり診療に活かしていきたいですね。

歯科衛生士 細川陽子 さん

裸眼のときは、スケーリングでよく見えないことが不安でした。私たち歯科衛生士はスケーラーという刃物で患者さんの身体を触ります。それなのに、感覚だけに頼っていていいのかなって……。それで、拡大鏡を使おうと考えるようになったんです。けれど、「今の自分にはもったいないのでは?」となかなか手を出せずにいました。院長の奈々江先生が「一緒に診療していくうえで自分と同じものを見てほしい」と後押ししてくれて、踏み切ることができました。
実際に使ってみて、診療が本当にしやすくなりました。7番口蓋の遠心が見えなくて、イライラしていたのも解消! 歯肉溝にエアをかけて歯石が見えることにも衝撃を受けましたね。ピンポイントで歯石を弾けるから、無駄に縁下を探ることがなくなりました。以前は縁下を探るとき、よく歯肉を傷つけてしまっていたんです。今では患者さんに「痛くないよ」と言ってもらえるようになって、ホッとしています。どんな患者さんにも「私なら治せます!」と胸を張って言えるように、技術を磨いていきたいです。

ななえ・椛沢歯科医院 埼玉県白岡市白岡1082-6 Web Site
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