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サージテルで実現できた、「ベーシックこそがアドバンス」。  いいだ歯科医院 飯田 真也先生

名古屋市北区、いいだ歯科医院の飯田真也先生。
勤務医時代から拡大精密治療を始め、33歳の現在は10倍のサージテルを使用。
所属するスタディグループ『P.G.I.名古屋』では副会長を務めています。「拡大は普通のこと」と捉え、気負いなく実践する飯田先生に、目指す治療と高倍率のメリットについてお話を聞きました。

最初に、飯田先生がサージテルを使い始めたきっかけを教えてください。

あまりはっきりとは覚えていないのですが、研修医時代に出たセミナーで、講師の先生に「裸眼は駄目」と言われたことを覚えています。そこで、とりあえずサージテルではない安価な2.5倍を購入し、研修後に勤務した医院で使用を始めました。
歯科医師として、同じ治療するなら、やはり納得のできる治療をしたいですよね。歯石を取るなら最後のひとつまで。CRをするならきれいに詰める。根管治療をするなら根管の中をきれいにする。そのためには拡大が必要。周りはどうあれ、今に至るまでそう思ってやっています。
その勤務医時代に、ひとつターニングポイントがあったんです。勤務医になって4年たったとき、今から3年前ですが、このいいだ歯科医院の院長である父が病気で倒れました。そこで、契約はまだ1年残っていましたが、勤務医を辞めさせていただき戻ってきました。幸い、閉院は1週間ですみ、父も休み休みですが復帰できました。
実は、僕が最初にサージテルを導入したのはそのときなんです。2.5倍から7倍に上げましたから、普通に考えればそんなときに新しいことを始めるのはリスクがあると思います。でも、このいいだ歯科医院を今度は自分が背負っていかなければなりません。そんな決意の表れだったかもしれませんね。

7倍の数か月後にはLEDライトを導入しました。
それぞれ感想をお願いします。

7倍は、やはり2.5倍とは全然違いました。たとえば充填でも、きれいに詰めたと思って見てみたら隙間に段差が残っていたりとか。歯肉に近い所の歯質に充填するときも、見ながら確実に詰めることができます。“感覚で詰める”ということがなくなりましたね。圧排操作もより確実になって、全体的に質を上げることができたと思います。かといって時間がかかるようになったかというと、むしろ早くなったくらいです。
LEDライトについては、最初はなくてもいいかなと思っていたんですが、劇的に違いますね。とにかく明るく見えます。口の中というのは暗いものですが、ユニットのライトが当たらない所に当たるので“死角がなくなる”というか。歯周ポケットの中も、根管の中も、よく見えます。7倍とライトで、僕がやりたい総合的な診療をレベルアップできたと思います。

飯田先生がやりたい「総合的な治療」とは、どういうものですか?

参加しているスタディグループ『P.G.I.』の考えでもあるんですが、「桶」にたとえることができます。矯正やインプラント、咬合などの各分野は、それぞれ桶の「立て板」です。立て板が1枚だけ長くても、短いものがあったら水はこぼれてしまいます。残った水面がその歯科医師のレベル。短いものがあってはいけない。すべてに長さがなければならないということです。
サージテルを使ってよく見ることで、桶のそれぞれの立て板を長くできたと思います。恩師にもよく言われる言葉なんですが、「ベーシックこそがアドバンス」を実現できたと思っています。

それでは、半年前に導入した10倍についてお願いします。

歯科の治療技術は日進月歩です。次々に新しい技術が出てきます。ベーシックを上げる一方で、やはり新しいものを取り入れていかなければならない。今の自分にとって、それが「ダイレクトボンディング」なんです。ダイレクトボンディングをやるのには10倍が適していると考えて、10倍を導入しました。
歯には裂溝があります。ダイレクトボンディングでは歯科医師がそれを掘るわけですが、経験の浅い人がやると、どうしても自然じゃない。のっぺりしているんです。上手な人は、溝の深い所と浅い所のメリハリをつけて、天然の歯のようにできます。7倍だと、この細かい裂溝の入り方がとらえにくいんです。それが10倍で見ると、深い所と浅い所がはっきりわかります。自分がやっているCRが、立体感をもってどんと出てくるんですよ。ここにまだシワがあるとか、まだちょっと段差があるとか。このように、形態付与においてより確実性が出せたと思います。

最後の質問です。
飯田先生にとってサージテルとはどんな道具ですか?

僕に限らず、歯科医師なら誰でも、裸眼であれ2・5倍であれ、一生懸命やっています。でも、自分よりうまい先生たちの症例を見ると、「自分はまだまだだな」「もっときれいな充填をしたい」「もっとうまくなりたい」と思うわけです。そうすると、もちろん知識や経験も必要ですが、まず見ることで技術の差というのは埋めていけると思うんですね。
さきほどの桶の話で言えば、サージテルを使えば、立て板を高いレベルでそろえることができる。また、新しい技術という立て板も増やすことができる。結果、中身の水の量を増やせます。そんな道具ですね。

いいだ歯科医院 愛知県名古屋市北区萩野通2丁目10-1 Web Site
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