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「よしっ、いいぞ」「きっちりできている」そう感じながら治療できることが大きな喜びです。 杉浦歯科医院 杉浦究先生

「これでいいのか……」と、常に疑問を感じながら治療をしていたという杉浦究先生。解決への突破口となったのが、藤本研修会への参加と拡大鏡サージテルでした。治療の基準、歯科医師としての意識とやりがい、医院の治療姿勢、そして患者さんとの関係。杉浦先生に起きたこれらの変化について、お話を聞きました。

杉浦先生は、どのようないきさつで拡大精密治療をするようになったのですか?

拡大を含め、今の自分を作った大きな出来事があります。それは、藤本研修会に参加したことです。そんなに前のことではなくて、4年前に初めて藤本順平先生の補綴・咬合コースに参加し、次に藤本浩平先生のペリオインプラントコース、まだ最後の試験を受けられていませんが、先日まで石井宏先生の歯内療法コースに通っていました。
藤本研修会では本当にショックを受けましたね。びっくりしました。こうでなきゃと強く思いました。それまでの自分は、来院した患者さんの虫歯を削って詰めて、根管処理をしてブリッジを掛けてというか、正しいことをやっているのか、その基準もあいまいだったんです。何かやってうまくいかなかったら、じゃあ次の手を打とうか、みたいに。
それが、藤本研修会で基準ができました。最後はこうなるんだという最終イメージがわかっていて、それに向けて歯肉を整え、患者さんのモチベーションも上げ、管理できるようにしてから、治療に入る。これをやったらこうなるという流れに沿ってやるわけですから、治療が本当に楽になりました。
また、基本的なことですが、治療を身に着けるには基礎からの積み重ねが大事だな、と。階段を何段も飛ばしたら、転がり落ちて怪我をし、初めよりも悪い状態になってしまいます。一段一段しっかり積み重ねていかなければいけません。拡大鏡のことは最初の順平先生の研修で教えていただきましたが、「積み重ねるためには確実に見えなければできない」ということが、すごく納得できました。
藤本研修会では切磋琢磨し合えるすばらしい仲間とも出会えましたし、本当に参加して良かったです。

今年の3月に、それまで使っていた3倍から8倍に上げました。治療はどのように変わりましたか?

びっくりするほど楽になりましたね。最初から完治までの流れもそうですし、形成ひとつとっても、基準がよりはっきりしました。形成は、ほとんどの場合3回に分けてアポイントするようになりました。歯周組織を整えた後、1回目は縁上形成、2回目は歯肉縁形成、3回目は歯肉縁下形成です。皆さん必死で良い印象採得をしようと躍起になりますが、僕の場合は引かれた道順をたどれば自然と良いものに行き着くというイメージです。
藤本研修会では形成のために決まったバーがあります。「径が何ミリのバーでこれだけ削れば生体に害のない補綴ができる」と教わります。8倍ではバーの太さがきっちり見えるので、ここまで削ればいいというのがはっきりわかるんです。マージンのフリーエナメルなども一目瞭然ですね。歯周処置でも、最後方臼歯のさらに遠心の歯石も捕捉できます。
どんな研修でも、教わったことを自分の医院に帰ってどれだけ実行できるのかな、という不安があると思うんです。それが、高倍率にすることで、より確実に実行できるようになったと思います。

もし、先生がサージテルを使っていなかったら、今どうなっていたと思いますか?

間違いなく、今とまったく違っていたでしょう。歯科医師として治療が面白くなくなって、生活をするだけの手段になっていたのではないでしょうか。
大きくして見るようになってから、子どものときの探検ごっこのようなワクワク感というか、治療しながら“よしっ、いいぞ!”と感じられるようになりました。先生によってそれぞれ何に喜びを感じるかは違うでしょうけど、僕はやっぱり“きっちりできている”ということに喜びを感じます。毎日、夜寝るときにも“今日、あの治療がきちんとできて良かったなあ”と思え、幸せで笑みがこぼれてしまうんです。少し変ですかね?(笑)
今は、多くの患者さんを回すような治療ではなく、一人ひとりと向き合って、最後まで見据えた治療をしています。ですから、「とにかく早く治して」とか、自分で歯ブラシもやらないのに治してと望まれる患者さんには、「今の悪い習慣のままでは当院では治療できません」とお話しします。でもほとんどの患者さんは「時間がかかります。ある程度の費用もかかります。でも僕も最大限頑張りますので、一緒に頑張りましょう」とお話しすると、納得してついてきてくれます。そういう価値観が合う人が集まってくれるようになったのかなと感じています。
僕は父から院長を引き継いだとき、杉浦歯科医院の基本的なやり方をこのように変えました。父とは何度も衝突しましたし、スタッフにもたくさん迷惑をかけてきました。ようやく、患者さんが最後にはきちんと良い状態になり、口腔内も安定し、スタッフも患者さんも笑顔になれるぞ!というのが少しですけど見えてきたなあと。こう考えると、藤本研修会とサージテルで本当に色んなことが変わりましたね。

最後に、今後の目標などをお願いします。

今、研修会など自分に知識を入れるのがちょっとストップしてしまっているので、藤本研修会で一度ガツンとやられたように、また別な基礎系のコースに行こうと思っています。基礎のコースへ行くと、結局道はつながっていてアドバンスなことも勉強できますよね。
新しい研修に行くときには、絶対8倍のサージテルを持って行きますよ。自分に新しい風を入れる研修で、またサージテルが役立ってくれるはずです。先程も言ったとおり、よく見えることで学んだことを確実に実行できますから。

杉浦歯科医院 愛知県安城市朝日町21-13 Web Site
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